ランキングモンスター
5.治療
5.1.内科的治療
- 栄養療法
- 腸管を安静におくことで緩解状態に導入し、炎症が抑えられて症状の改善がみられる。症状が重く消化管からの栄養摂取が行えない場合は、食事制限と併用し高カロリー輸液による栄養補給を行う。食事制限(絶食療法)は、重症例では絶飲食が続くこともあり、しかも緩解維持のためには食事制限は継続的に行わなければならない上に、成分栄養剤を摂取する必要もある。とはいっても食事を制限するだけで劇的に症状の改善がみられることが多く、副作用も少ないため優れた緩解導入法ともいえる。具体的には栄養剤を併用しながら脂質の摂取制限に始まり、肉類の制限や繊維質の食品を避けるように指導される。つまり、抗原性を示さないアミノ酸を主体とする食物と、脂肪量を減らした食物などが中心となる。炎症を起こしにくい食事として一般的には、「低脂肪」、「低残渣」の食事が推奨される。しかし近年では狭窄のない場合に限っては繊維質の制限を行わないこともある。また食事制限によって栄養状態やQOLの低下をきたす可能性もあるため、主治医との相談の上で一時的でも制限を緩めることも考えられるようになっている。
- 薬物療法
- は従来品よりもまだ少ないといえる。
- 重症例ではステロイド剤が用いられることとなるが、非常に効果が高い一方で副作用の問題が大きいため投与は慎重かつ大胆に行われるべきである。このようなステロイド剤の副作用を低減するために6-メルカプトプリン、アザチオプリンといった免疫抑制剤が用いられることもある。新しいものではインフリキシマブ(レミケード)という免疫抑制剤に近い薬(TNF-α阻害剤)が使われ、著しい狭窄や内瘻や膿瘍以外はすべて適応であり画期的な効果があるが、結核、投与時反応などの副作用に注意する必要がある。
(出典:Wikipedia)
ランキングモンスタートップ>クローン病>内科的治療